こんばんは。
こんにちは。
ほかにこういう著作を読んでいて、あまりに「あー…(虚無)」になったので、こちらの、梨さん著『かわいそ笑』を拝読しました。
同じくらい虚無になったけれども。
そちらの作品の感想も、超短くなりますが、いずれ書くかもしれません。
もう2022年8月、およそ3年前の著作ですので、ネタバレありで書いていきます。
何というか、かまいたちの漫才で、「となりのトトロ観たことないっていう自慢は、今からは追いつかれへん。だってもう、皆さん観ちゃってますから。観んかったことにしよ!と思ってもできない」というネタを思い出して、一人で笑ってました。
全編通して、読みづらいのなんのって。
『ドグラ・マグラ』を読んでいたときの精神状態と同じでした。
しかし、それすらも、本編によると、織り込み済み?のようで。
でも、それにしてももう少し読みやすくしてくれても良かったのでは…?
台詞の文章を音声に変換して読む能力のない自分には、ただただ苦痛でしかない作業でした。
それと、何の事前説明も受けなかったのですが!(当たり前)
今回も虫がいっぱい出てきます。虫の攻撃力が高めです。
何度読んでも、虫たちが登場するところが無理で、精神的に最もきついです…読み返したくなくなる…
ざっとした構成
目次の前ページ(無断複製、転載を許可されているQRコード)
- twitterの「転生用」というユーザーネームの鍵アカウント(おそらく「りん」さん)に対して、「かわいそ笑」というリプライを送るためのURL
第一話 これは横次鈴という人が体験した怪談です.docx
→右上から左下、が執拗に登場する
【1】とある怪談のdocxファイル
- Aさん(四十代前半くらいの女性) 2000年代の初めの頃
【2】その怪談に関する後日譚
- Aさんと梨さんの会話
【3】mixiの書き込み(現在削除済み)からの引用
- 同人作家を主人公にした一次創作アンソロ企画での奇妙な体験談
第二話 behead-コピー
→制服を着た人の首から下の画像について
「引き続き情報を探しています」
【1】梨さんによる前置き?
【2】Amebaブログからの引用
- 文末のQRコード(これが「ブログに掲載されていた」という体なのか不明)は以下の内容。
- 2015年12月9日、ダークウェブ上の匿名掲示板のスレッドの再現画像
- 後述のCさんの体験談に登場する「すず」さんが、掲示板に書き込んだ文章を一部転載
【3】『ヤバすぎる実話怪談 暗黒の章』より『第六話 欠けた心霊写真』
- 洋子さん(仮名)が大学の友人(Bさん)から携帯で見せられた写真について
【4】20210908.wav 文字起こしデータ(加筆済み)
- 2000年代の中頃?のある男性(Cさん)のアングラ掲示板での体験談
第三話 受信トレイ(15)
→「あらいさらし」という儀式?についてメールを受け取った人の話
最後に、右上から左下に向かって「よこつぎすず」と書かれた布(同話に登場する写真と同一かは不明)のイラストが登場する
第四話 ##name1##
【1】梨さんによる前置き?
【2】まえがき
【3】「文芸館 臥待月の翡翠」より『わたしのおもい、わたしはおもい。』
- 「りん」という作者が投稿したと思わしき創作小説(実質4話で無期限休止)
【4】mixiトピック「【怪奇・不思議】同人で起こった怖い体験を語りましょう」より抜粋(現在削除済み)
- 第一話の同トピックの続き、同一人物と思われる人物の別の話
- 投稿者の知り合いが唐突に投稿した夢小説
- 変換したい名前の作成欄に、「これは横次鈴という人が体験した怪談です」と記載されていた
- 全5話で、全て「横次鈴」(入力した名前の主人公)が嫌な目に遭う内容
- あとがきには、「やっぱこの(文字の)方向だとしっくり来ないですね」のような表現
【5】微電波コピペ保管庫 ログno.52(初出:週末怖い話スレ)より
- あなたが背負っている悪いものを別の人に擦り付けて解消する方法が掲載されている
【6】微電波コピペ保管庫 ログno.112(初出不明)より
- 投稿者(Dさん)の大学からの知り合いである鈴(仮名)について
- Dさん自身の「夢」の話、としつつ、鈴の首吊り死体や、鈴に幽霊が見え始めていたこと、鈴の死体の写真を撮影したこと、鈴を「もう一度死なせた」ことなどを綴っている
【7】微電波コピペ保管庫 ログno.52(初出:週末怖い話スレ)より
- 先述の「方法」を掲載したと思われる投稿者が、「せっかく考えたので結果が知りたい」と投稿
【8】あとがき
*第四話における「まえがき」から「あとがき」までが「削除されたウェブページのアーカイブ」
【9】『ヤバすぎる実話怪談 奈落の章』より『第二十三話 続・欠けた心霊写真』
- 洋子さんがBさんに再会した際の話
- Bさんは、セーラー服を着ていた理由として「あいつの格好すれば、何しても全部あいつに行くでしょ」と答えた
- 洋子さんの様子も、以前と全く異なっている
第五話 0x00000109
*0x00000109は、ブルースクリーンとなるエラーコード。ウイルス感染、システムメモリ障害などが原因。
一 検索してはいけない言葉
- 「幽霊に合う方法」
- 「幽霊に合う方法」が「リダンツ」の方法に類似している
三 勇気がなくて踏めないURL鑑定スレ
- 「幽霊に合う方法」のリンクが再び共有されてしまった
四 幽霊に合う方法
- 語り部が体験したような語り口だが、「伝聞」と称して、「幽霊に合う方法」のファイルをダウンロードした際の経験談が掲載されている
- 「幽霊に合う方法」のページには、隠しリンクとして「幽霊に合った方へ」が用意されていた
これらの話(どこまでの範囲かは不明)を提供した語り部は、おそらく四十代前半くらいの年齢の女性。
Aさんと同一人物のような描写もあるが、同一かは不明。
あとがきに代えて
……話が!! 長い!!!
分かりづらい話を延々聞かされているという点では、全校集会での校長先生のお話みたいでした。
文章が音声に変換されて入ってくるどころか、文字としてもぐしゃぐしゃになって、ゲシュタルト崩壊を起こしかけました。
何が言いたかったんだい…!?
オリジナル儀式って怖いよね的なこと? 「飯沼一家」でやったじゃんそれ…(時系列は逆)
大混乱の作品でした……