前回記事の『口に関するアンケート』に続き、こちらの『穢れた聖地巡礼について』は年始に拝読しました。
読み終えて、本を壁に迷わず叩きつけそうになったのは人生で2度目かもしれない。
(なお、1度目は忘れもしない近畿地方のあれです。)
ということで、以降はあまりポジティブでない感想が続くので(近畿地方のときのようにブチ切れ候侍でもなく、ただ虚無っている)、嫌な方は回れ右してくださいませ!
296ページとは思えないほど、途中から読むのが疲れてきて、「今俺は…何を読んでいるんだ…」と砂漠を彷徨っている心境になりながら、それでも三が日のうちに何とか読了したいという目標を立てて、何とか読み終えました。
体感、600ページはあった。
そして、読み終えて、何も残らなかった。
だからこそ、時間返せだったし、危うく山崎春のパン祭りになるところでした。あんパンを壁にシュートするようにな。
もう3冊拝読しましたから、山崎のようにはっきり言わせてくれ。好きじゃねーよ。
まだマシだったのは、口に関する。あれは短かったので、例えるなら、散歩してていきなり赤の他人から麩菓子口に突っ込まれたような感覚。
はっきりと怒りを覚えたのは、近畿地方。理由も明確だったしな。あれが作者さんの思想を反映しているのかは分かりませんが、人間如きが、我が身可愛さに生き物の命を粗末に扱う感覚は本当に理解しかねる。ただただ不愉快極まりない。
ひたすらの虚無だったのが、今回の穢れた聖地巡礼。何だこれ。3日かけて何を読んだんだ。
何も残らない。何の感想もない。何が言いたかったの…?
いや、メッセージ性を必ず込めてくれという願望はないけれど、それならせめて、エンタメとしての面白さであるとか、登場人物が引き立っているとか、何かしら、読者を惹きつける魅力はあって然るべきだったのでは。
自分は296ページの白紙を3日かけて捲っていただけでした。
もう三者三様に辛い。
ただ、いつもの記録として書き残します。
あらすじとしては、オカルト系YouTuberのチャンイケこと「池田」のファンブックを制作する、という企画を、「小林」というフリーのライターが持ち掛ける。
296ページとは思えないほど、途中から読むのが疲れてきて、「今俺は…何を読んでいるんだ…」と砂漠を彷徨っている心境になりながら、それでも三が日のうちに何とか読了したいという目標を立てて、何とか読み終えました。
体感、600ページはあった。
そして、読み終えて、何も残らなかった。
だからこそ、時間返せだったし、危うく山崎春のパン祭りになるところでした。あんパンを壁にシュートするようにな。
もう3冊拝読しましたから、山崎のようにはっきり言わせてくれ。好きじゃねーよ。
まだマシだったのは、口に関する。あれは短かったので、例えるなら、散歩してていきなり赤の他人から麩菓子口に突っ込まれたような感覚。
はっきりと怒りを覚えたのは、近畿地方。理由も明確だったしな。あれが作者さんの思想を反映しているのかは分かりませんが、人間如きが、我が身可愛さに生き物の命を粗末に扱う感覚は本当に理解しかねる。ただただ不愉快極まりない。
ひたすらの虚無だったのが、今回の穢れた聖地巡礼。何だこれ。3日かけて何を読んだんだ。
何も残らない。何の感想もない。何が言いたかったの…?
いや、メッセージ性を必ず込めてくれという願望はないけれど、それならせめて、エンタメとしての面白さであるとか、登場人物が引き立っているとか、何かしら、読者を惹きつける魅力はあって然るべきだったのでは。
自分は296ページの白紙を3日かけて捲っていただけでした。
もう三者三様に辛い。
ただ、いつもの記録として書き残します。
あらすじとしては、オカルト系YouTuberのチャンイケこと「池田」のファンブックを制作する、という企画を、「小林」というフリーのライターが持ち掛ける。
なお、池田は幽霊の存在を信じておらず、企画もヤラセ込みになるということで方向性は一致する。
そこに、実家が有名な神社であるが、そこを継がずに出て来たライターである「宝条」が合流して…という話。
全体の章立てと大まかな内容は以下のとおり。
そこに、実家が有名な神社であるが、そこを継がずに出て来たライターである「宝条」が合流して…という話。
全体の章立てと大まかな内容は以下のとおり。
第零章 風船 →頭部だけ異様に大きなスーツ姿の「風船男」の目撃情報や噂
第一章 変態小屋 →企画第一弾
第二章 天国病院 →企画第二弾。ショートカットの女の幽霊の存在が示される。
第三章 愚かな三人 →登場人物3人の過去と企画の経緯
第四章 輪廻ラブホ →企画第三弾(頓挫)
第五章 不確かな怪異 →登場人物3人の内面
第六章 ただのファミレス →池田が2人に助けを求める
第七章 ただの昔話 →登場人物3人の内心
第八章 でっちあげ怪談 →結末
登場人物3人について、ネタバレにならない程度で。
池田
小林
幽霊はいようがいまいがどっちでもいい。
企画が面白くなればいいと思い、宝条を呼んだ。
ゴシップ系週刊誌記者からオカルト雑誌記者を経て、フリーのライターへと転身。
だが、紙媒体からWeb媒体へと時代が変化するにつれ、求められるスキルが多く、苦労している。
企画が面白くなればいいと思い、宝条を呼んだ。
ゴシップ系週刊誌記者からオカルト雑誌記者を経て、フリーのライターへと転身。
だが、紙媒体からWeb媒体へと時代が変化するにつれ、求められるスキルが多く、苦労している。
宝条
実家が有名な神社で、よくお祓いをしている血筋のせいか、霊感がある。
依頼されてお祓いをする生業について、人間の勝手で幽霊を祓ってしまうのは傲慢だと考え、実家を出て上京してライターになった。
ヤラセについては、その方が実害がないという理由で肯定。
ただし、本当に危なくなった場合に警告するためにも参加している。
依頼されてお祓いをする生業について、人間の勝手で幽霊を祓ってしまうのは傲慢だと考え、実家を出て上京してライターになった。
ヤラセについては、その方が実害がないという理由で肯定。
ただし、本当に危なくなった場合に警告するためにも参加している。
という感じなのですが……本当に……書くことがないね……
特に怖いことも起こらず、山も谷もなく、メリもハリもなく、わびもさびもなく……
あ、ありのままを話すぜ……
以下、ネタバレありです。
特に怖いことも起こらず、山も谷もなく、メリもハリもなく、わびもさびもなく……
あ、ありのままを話すぜ……
以下、ネタバレありです。
池田
『浅はかな巡礼者』。
美大生だった頃、独自の感性を持つことに憧れていた。
だからこそ、独自の感性を持っていた、優子という、彫刻科を専攻する、同い年の女性に惹かれた(ショートカットの女性)。
しかし、彼女に告白したところ、彼女から、池田の中身は「空っぽ」であり、池田はそれが不安だから何かで中身を埋めたくて仕方ないだけなのだと返されてしまう。
その後も、優子はその才能を発揮して活躍していく一方、自分は地道に就活をしている。
あるとき、デザイン科の同期たちで、ふとしたことから、こっくりさんに類似したものをすることとなった。
池田は、それに対して、自分に才能がないのか、何故ないのかと尋ね、「俺に才能がないって思ってる人間を殺してくれますか?」と重ねて尋ねたところ、「はい」と答えが返ってくる。
その後、優子が大学に来なくなったと聞き、どうしても気になってしまい、検索すると、あの「殺してくれますか?」と尋ねていたちょうど同じ時間に、優子がひき逃げに遭い、死亡したというニュース記事を目にする。
まさか、自分のせいで、優子が幽霊に殺されたのか、そんなことがあるわけがない、という思いが湧き上がる。
だが、疑念は拭いきれず、池田は、幽霊なんて絶対にいてたまるか、と考え、幽霊の不在を証明するため、心霊スポットを訪れるようになった。
同時に、ヤラセの動画を作成し、それを評価されることで、クリエイターとしての才能、失ったはずの自己肯定感を取り戻したような心持ちにもなった。
だが、YouTubeの広告収益が右肩下がりになっており、ファンを増やす必要があったことから、ファンブック制作の企画に乗ることにする。
美大生だった頃、独自の感性を持つことに憧れていた。
だからこそ、独自の感性を持っていた、優子という、彫刻科を専攻する、同い年の女性に惹かれた(ショートカットの女性)。
しかし、彼女に告白したところ、彼女から、池田の中身は「空っぽ」であり、池田はそれが不安だから何かで中身を埋めたくて仕方ないだけなのだと返されてしまう。
その後も、優子はその才能を発揮して活躍していく一方、自分は地道に就活をしている。
あるとき、デザイン科の同期たちで、ふとしたことから、こっくりさんに類似したものをすることとなった。
池田は、それに対して、自分に才能がないのか、何故ないのかと尋ね、「俺に才能がないって思ってる人間を殺してくれますか?」と重ねて尋ねたところ、「はい」と答えが返ってくる。
その後、優子が大学に来なくなったと聞き、どうしても気になってしまい、検索すると、あの「殺してくれますか?」と尋ねていたちょうど同じ時間に、優子がひき逃げに遭い、死亡したというニュース記事を目にする。
まさか、自分のせいで、優子が幽霊に殺されたのか、そんなことがあるわけがない、という思いが湧き上がる。
だが、疑念は拭いきれず、池田は、幽霊なんて絶対にいてたまるか、と考え、幽霊の不在を証明するため、心霊スポットを訪れるようになった。
同時に、ヤラセの動画を作成し、それを評価されることで、クリエイターとしての才能、失ったはずの自己肯定感を取り戻したような心持ちにもなった。
だが、YouTubeの広告収益が右肩下がりになっており、ファンを増やす必要があったことから、ファンブック制作の企画に乗ることにする。
小林
『強欲な簒奪者』。
新卒でゴシップ系週刊誌の編集部に配属されたが、小林の希望に反するものだった。
小林の性質には向いておらず、編集長から強い「シゴキ」に遭う。
クビを目前に、今までの矜持を捨て、情報操作をした記事を書き上げる。
それにより、対象となった女性から強く恨まれることとなる(ショートカットの女性。彼女はその後自殺)。
このときの彼女を目にしたことで、これ以降、小林は人の負の感情を読み取る能力を身に着ける。
この能力を使い、フリーに転身後も、知り合いのライターを追い込んで、その人がこなすはずだった仕事を横取りするなど、手段を選ばず生き抜いてきた。
だが、先述のとおり、ウェブライターとしてやっていくことに苦心しており、収入が減少。
大きな案件を手掛けて、キャリアに箔をつけるためにも、仕事を探していたが、ふと見ていたYouTubeで、負の感情を纏った池田の様子を見て、ファンブック企画を思いつく。
本人が取り憑かれたくらいのパンチがないと、企画が通らない、とも言われていたため。
新卒でゴシップ系週刊誌の編集部に配属されたが、小林の希望に反するものだった。
小林の性質には向いておらず、編集長から強い「シゴキ」に遭う。
クビを目前に、今までの矜持を捨て、情報操作をした記事を書き上げる。
それにより、対象となった女性から強く恨まれることとなる(ショートカットの女性。彼女はその後自殺)。
このときの彼女を目にしたことで、これ以降、小林は人の負の感情を読み取る能力を身に着ける。
この能力を使い、フリーに転身後も、知り合いのライターを追い込んで、その人がこなすはずだった仕事を横取りするなど、手段を選ばず生き抜いてきた。
だが、先述のとおり、ウェブライターとしてやっていくことに苦心しており、収入が減少。
大きな案件を手掛けて、キャリアに箔をつけるためにも、仕事を探していたが、ふと見ていたYouTubeで、負の感情を纏った池田の様子を見て、ファンブック企画を思いつく。
本人が取り憑かれたくらいのパンチがないと、企画が通らない、とも言われていたため。
宝条
『貧しい共犯者』。
幽霊が見えることによって、幼い頃は持て囃されたが、中学生になると、「目立つための嘘」として馬鹿にされ、孤立させられるようになってしまう。
彼女自身、見たくて、あんなに恐ろしい幽霊を見ているわけではないにも関わらず、馬鹿にされることに対して強い怒りを覚えるようになる。
また、宝条家に向けても、人間にそれほどまでする価値があるのか、と疑問に思うようになる。
中学三年生のときにやって来た教育実習生が、宝条に構ってくる(ショートカットの女性)。
あるとき、宝条が本当に危険だと感じていた男の幽霊がいる美術準備室で、一緒に片付けものをしてくれないかと彼女に頼まれる。
そのとき、先生から、悩みごとがないか、例えば、人に見えないものが見えるとか、と言われ、怒りが込み上げる。
さらに、先生が、自分も少し霊感がある、と言い出したため、嘘を吐くな、見えていないだろ、男の方をよく見ろ、と指差すことで、先生は幽霊を認識してしまう。
数日後、彼女が自殺したことを知る。
高校に上がって以降は、幽霊の一切を無視し、能力をひた隠しにした。
上京してからは、実家の加護が無くなったことから、厄介な幽霊に付き纏われることもあり、度々引っ越しをせざるを得なかった。
ライター仲間と飲んでいたある日、隣の席で怖い話を収集していた小林に苛立つと、彼にそれを察知される。
出自を話すと、「今までの借りを返そう」と言われ、名刺を渡される(小林との「共犯者」)。
幽霊が見えることによって、幼い頃は持て囃されたが、中学生になると、「目立つための嘘」として馬鹿にされ、孤立させられるようになってしまう。
彼女自身、見たくて、あんなに恐ろしい幽霊を見ているわけではないにも関わらず、馬鹿にされることに対して強い怒りを覚えるようになる。
また、宝条家に向けても、人間にそれほどまでする価値があるのか、と疑問に思うようになる。
中学三年生のときにやって来た教育実習生が、宝条に構ってくる(ショートカットの女性)。
あるとき、宝条が本当に危険だと感じていた男の幽霊がいる美術準備室で、一緒に片付けものをしてくれないかと彼女に頼まれる。
そのとき、先生から、悩みごとがないか、例えば、人に見えないものが見えるとか、と言われ、怒りが込み上げる。
さらに、先生が、自分も少し霊感がある、と言い出したため、嘘を吐くな、見えていないだろ、男の方をよく見ろ、と指差すことで、先生は幽霊を認識してしまう。
数日後、彼女が自殺したことを知る。
高校に上がって以降は、幽霊の一切を無視し、能力をひた隠しにした。
上京してからは、実家の加護が無くなったことから、厄介な幽霊に付き纏われることもあり、度々引っ越しをせざるを得なかった。
ライター仲間と飲んでいたある日、隣の席で怖い話を収集していた小林に苛立つと、彼にそれを察知される。
出自を話すと、「今までの借りを返そう」と言われ、名刺を渡される(小林との「共犯者」)。
だが、結局、第六章まで至って、池田の周囲で不可解な現象が次々に起き、否が応でも優子を想起させるものであったことから、彼は優子の幽霊に本気で怯え、2人に助けを求める。
池田
宝条から、宝条の実家の神社の御守を受け取り、お祓いを受ける。
その際、宝条の父から、池田は業を背負っていると告げられる。
お祓いはするが、それは、優子の霊ではなく、池田の罪に対して。
だから、自分の罪ときちんと向き合うことと、誰かを恨んではいけない、ということを忠告される。
それを受け、優子にお線香をあげに行こうと調べたところ、実は優子は生きていた(事件の記事は同姓同名の別人)。
その際、宝条の父から、池田は業を背負っていると告げられる。
お祓いはするが、それは、優子の霊ではなく、池田の罪に対して。
だから、自分の罪ときちんと向き合うことと、誰かを恨んではいけない、ということを忠告される。
それを受け、優子にお線香をあげに行こうと調べたところ、実は優子は生きていた(事件の記事は同姓同名の別人)。
小林
かつて自殺に追い込んだあの女性の幽霊を見た。
助けを求めてきた池田に対して、友人として、お祓い系YouTuberとして活動することを提案する。
助けを求めてきた池田に対して、友人として、お祓い系YouTuberとして活動することを提案する。
宝条
もともと、池田には、先生の幽霊を見せて、痛い目に遭わせてやろうと思っていた。
そして、自身が幽霊に取り憑かれたYouTuberとしてのファンブック企画を通そうとしていた。
しかし、実際には、池田は罪の意識から幽霊を必死で否定しているだけで、ずっとその存在を信じ、囚われ続けていた。
だからこそ、助けを求める彼に手を差し伸べてあげようと、実家の御守を渡した。
なお、ファミレスで見ていたショートカットの女性(先生)は、それ以来、宝条の前に現れていない。
そして、自身が幽霊に取り憑かれたYouTuberとしてのファンブック企画を通そうとしていた。
しかし、実際には、池田は罪の意識から幽霊を必死で否定しているだけで、ずっとその存在を信じ、囚われ続けていた。
だからこそ、助けを求める彼に手を差し伸べてあげようと、実家の御守を渡した。
なお、ファミレスで見ていたショートカットの女性(先生)は、それ以来、宝条の前に現れていない。
ここからは考察?考察というと、まるで何かを考えたようで気持ちが悪いのですが、単純に点と点を繋げたらこうなるだろうなという話。
でも、明記はされていませんよ、という話。
風船男が、変態小屋、天国病院、輪廻ラブホの、というか、この世に(というと主語デカすぎか、日本くらいかな)存在する怪異の導き手である、始まってしまえば終わりはない、というようなことなのかな。
変態小屋、天国病院では、それぞれ呪いを掛けることで自らの願いを成就させようとした人が、風船男らしきものを見て、手順を教えてもらった!と言っているので。
輪廻ラブホはそのままだし。
一階は『げんきなあかちゃんがうまれます』、二階は『げんきなあなたがうまれます』。
結局、そうやって人が死んでも、それは蘇って生まれて来て、追い込まれてさあ。
分かりやすい、「人を呪わば穴二つ」。
にしても、敬一ヤンデレーーーーーー!!言動が支離滅裂だよ!!
何でお前のために死ななあかんねん、やってることがじめじめしてんだよ日光に当たれ日光に!!天日干しだよゴラァ!!
と拳を握り締めていました。
彼女の方も、何でこんなに鬱々としちゃうかなあ…時代のせいなのか、敬一と話をしよう、と思って、電話が通じなかったら諦める、とか早すぎるだろ。スマホに頼りすぎだろ。
敬一の住所を突き止めて、突撃!隣の晩ごはんするなり、何なら、一晩中、窓に石投げられてるなら、本人が階下にいるってことだろ。
そっと玄関から出て、オラァてめえ何いい加減にしやがれぇっ!!!って大声出して敬一にラリアットだけどなあ。
敬一と話をする手段なんていくらでもあったのでは。諦めが秒で草。
そんなんでさ、「私は巡った。昔、神様がいた場所を。」とか気持ち悪いにも程がある。贖罪意識があるにしては、全体的にふわふわしすぎなんだよ。もっと覚悟決めて来いよ。神様もきっと迷惑だよ。そんなんで来られても……って感じだよ。生きることにもっとしがみつけよ。
挙句に風船男になって、私の代わりを見つける~とか、終わらせなくて済むように、憎しみに満ちた人間に声を掛ける~とか、身勝手極まりねえ……
まあ、もう醜い人間同士のぐるぐるなので、どうぞご勝手に、という感じではあるが。
書いてあることをそのまま読めば、そうして蘇った風船男(六十六部)が、かつて祀られていた六部地蔵などの寺社を巡りながら、次の人を探している…という感じなのかな。
頭だけ大きいのは、単純に赤ちゃんだからだろうけど。にしてもカバー下が気持ち悪い。眼球まで巨大なのが気持ち悪い。
盛っている女の子のプリクラ写真だとか、動画?を見ている気分になる。
嫌でも目に飛び込んでくるのですが、あの目の加工はどういう意図でなさっているんですかね…気色悪いとしか言いようがないのですが…何で目を大きくする必要があるの?ここが弱点なので抉り出してくれ、という合図?
池田が優子の頭が大きいバージョンを目にして、怒りに駆られて、「次はあなたの番」というお電話まで2回もいただいてるので、次はおーまーえーだー!みたいな幕切れなんですかね。
宝条父の忠告が全てだよな。業を断ち切るために、自分の罪と向き合うこと。誰かを恨まないこと。
これだけで、風船男なんていなくなるのに。
というか、次の人に声掛けをした風船男はどうなるんだろう。
消えないとしたら、無限に増えますよね。日本領土内に。そこらじゅうに。ごちゃごちゃしていそう。
にしても……第六章のタイトル、もうちょっと何とかならなかったのでしょうか。
適当すぎる。直球すぎる。
いや、「ただのファミレス」って書いてあるから、小林が「実はこのファミレス、心霊スポットなんだよ。昔はビルが建っていて、放火があって、大きな火災になって…」と言い出したときには、ダウトじゃん、え、何この時間?と思ってしまった。
これまでに宝条が何も言っていないし、ビルの話になったときに、明確に小林に「私そんなん聞いてへんで」と言ったしな。
まあ、池田が冷静にビビり散らかす様子はちょっと面白かったけど。