2017.9.10_「Kalafina“Harmony”発足記念 Talk EVENT vol.1」と「我らの“エウレカ”アニメ詩3誌連合試写会」と「魔法使いの嫁 凱旋上映会」感想
しようもないようなことばかりだけではなくて、
うーん、この前のように、イベントの感想でも書きますか
1.9月1日(金) Kalafina“Harmony”発足記念 Talk EVENT vol.1
Kalafinaは、『空の境界』がとても好きだったこともあって、何より梶浦由記さんが好きで、
デビュー時から追いかけていて、これは行かなければ!と思い、東京でのイベントに参加してきました。
FC会員限定ということもあるので、詳細は控えますが、だいたいを書くと、こんな感じでした。
・デビューからこれまでを振り返るVTR上映(御三方は客席から鑑賞)
・会報#01に掲載された3人それぞれのレポートの内容を、メンバーをシャッフルして体験したVTR上映
・「夏」をテーマに事前に募集された曲を、3人で歌唱
東京は、倉木麻衣「Feel fine!」、センチメンタル・バス「Sunny Day Sunday」、井上陽水/安全地帯「夏の終りのハーモニー」
・3人への質問
・じゃんけん大会
・歌詞のリーディング
東京は、Hikaru「花束」、Keiko「into the world」、Wakana「むすんでひらく」、
3人で「やさしいうた」、「真昼」(「真昼」は途中から歌唱)
・フォトセッション
・出口でのお見送り
内容がとても充実していて、凄かった…!
特にと言えば、HikaruさんがKeikoさんのキックボクシングを体験したVTR上映だとか、
「夏の終りのハーモニー」を原キーで歌唱されたのですが、その重厚感だとか、
曲のリーディングだとか、密度がとにかく凄かった。
自分の客席の位置もあるのかもしれないけれど、御三方との距離がいつもよりも近くて、
3時間弱かな、あっという間でした
2.9月8日(金) 我らの“エウレカ”アニメ詩3誌連合試写会
9月16日公開の映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の試写会です。
前提として、雨影はTVシリーズを始めとしたこれまでのエウレカは視聴してきた上で参加しました。
まだ映画の公開前なので、ネタバレを避けるのですが、いや、でも、言いたいことがたくさんある…!
まず、全体としては、10年前の「サマー・オブ・ラブ」で何があったのか、という物語と、
その後、TVシリーズ本編開始後、25~26話辺りまでの展開ですが、
構成も、演出や台詞も、変わっているところが多くて、
これは再構成というよりも、見事に別の物に作り替わっていると思いました。総集編などではない。
TVシリーズから見ていると、その変化に息を吞むほどだし、初見の人も勿論楽しめると思います。
事前情報として、雑誌にも掲載されていて知っていたのですが、レントンがチャールズ夫妻の養子になっている、
ということを踏まえていると、本当に、台詞が変わっているのです、これは長くなる、後述します。
そして、音響が凄い、音楽の構成も、戦闘の場面の音も、何もかも圧倒的
音楽の構成については総監督もおっしゃっていましたが、音の広がりが、
最初は大きく、レントンの感じる閉塞感のあるようなところは小さく、
そして最後は「Glory Days」に繋がっていく、この繋がりが凄い、鳥肌が立つ
これは是非映画館で体験するべきものだと思いました
あとは、TVシリーズ本放送を視聴していた当時、自分自身がレントンと同い年だったのもあって、
彼の目線で物語を体験していたのですが、今、ハイエボやTVシリーズを見ると、
レントンの若さ故の、というところに苛立ちを覚えたり、つまり客観的というか俯瞰的に見ていて、
どちらかというとホランドやチャールズのような大人からの目線で見るようになっていることに気付きました
そして、当時は、あの視聴者に語り掛けてくる演出もあって、若い故に言えること、できること、できないこと、
世の中、どうしようもない現実、といったことを、レントンと同じように体験して、少しずつ成長していく感覚だったのを、
懐かしく思い出されました
エウレカは、人間ドラマも、戦争も、様々な要素があって、単純ではなく多層的で、
含意が深くて(と受け取ることができて)、改めて本当に良い作品です。
長くなる、個別の話をしますね。
役者さんの話をすると、何よりも、古谷徹さんというか、アドロックというか、古谷さんというか、
本当にともかく、その存在感が凄まじいです。
エウレカに最後に掛ける言葉から、
「Glory Days」のアニメMV最後の方の、アドロックがコックピットで泣いているところ、
あそこまでの流れで、古谷さんの演技に呑まれて、涙が止まらなかったです
京田監督のお話にあったのは、アクセルの登場について、
やはり、青野武さんが亡くなられたのが大きく、アクセルは青野さんしかいない、
だからキャストを替えて、ということではなく、アクセルは出てこない。
そうなったときに、では、アドロックの話をすることになるだろう、と
これは、本当に、ああ、そうだなあと思いました。
そして、古谷さんをキャスティングするとなったきっかけが、
『楽園追放』に出演された際の、役に対する姿勢だったとのこと。
役に貴賤があるとは思わないのですが、それにしても、あの役に、そんなに綿密にプランを立てて演じられていた、
という話でびっくりしたのですが、それは置いても、アドロックの存在感は凄いです。
あ、『楽園追放』も含意が深い(と感じた)作品で、非常に魅力的で、おすすめです。
そして、趣味的な話で、若いデューイの辻谷さんが、…にやけます。好きだ…
まだ「1」なので、そんなに出番があるわけではないのに、あの、真面目というか、真っ直ぐというか、
そういう人が、決戦弾頭シルバーボックスに辿り着いて、「馬鹿な…!」となるのが、もう、趣味的に本当に好きです
それは置いておいて。
あとは、本編の最後に至る辺りの時間軸で、レントンは野犬に追われて情けなく泣きながら必死に逃げているのですが、
あの場面の、モノローグと映像のギャップが笑えて好きでした
そして、今回の最大の変更点である、レントンがチャールズ夫妻の養子になっていて、ぎくしゃくした関係であるというところ。
これは、詳しく書くとネタバレになるので、書かないけれども、この設定変更に伴う、TVシリーズの場面における様々な変更が凄い。
是非見ていただきたいです。実子だった「ポケット」とも異なっています。
レントンを客観的に見る方法として、チャールズ夫妻が非常に良く機能しているというのは無論、
それはさて置くとしても、特にここ、というところを書くと、
TVシリーズ24話『パラダイス・ロスト』で、レントンがチャールズ夫妻の元を去るときに、
「一つだけいいですか。最初から分かってて僕に近づいたんですか」
と尋ねたのに対し、
レイが「当たり前でしょ」と、これから敵対関係になるのだから、と悪ぶって答えるのだけれど、
堪え切れずに泣いてしまう、という場面があります
それが、レントンの問い掛けが変更されていて、…これは見ていただきたいです。
これこそが演出、台詞変更の最たるものではないか、と感動しました。泣いてしまう。
そもそもチャールズ夫妻が好きなのです、何なら「GET IT BY YOUR HANDS」を聞くだけで泣く
レントンとの関係が変更されたとしても、変更されたが故に一層かもしれませんが、
これからの夫妻に関する展開は避けようがなくて、辛いけれども、でも、次は楽しみです。
そう、予告、次回「2」からやっとアネモネが出ます!
予告…会場でも笑いが起きていたけれども、あれはどうなるのだ……
しかし京田監督は「テレビのあれになります」とおっしゃっていたし、
ドミニクも出るそうなので(予告ではカットが1カット間に合わなかったそうで、出ていませんが)、
どうあの予告があれに繋がるのか、とても楽しみです
3.9月9日(土) 魔法使いの嫁 凱旋上映会
10月から開始されるアニメシリーズに先立ち、第1話~第3話の先行上映が行われました。
原作、ドラマCD、「星待つひと」、と来てとうとうアニメシリーズが始まる、というのは、
自身はただの読者、視聴者でしかないのに、改めて感慨深いというか、わくわくします
第3話までは1話で原作1篇ずつの進行度で、第3話までで原作の第3篇まで映像化されていました。
第3篇の最後、エリアスに呼ばれて、チセが「はーい!」と駆けていき、手を繋ぐところが、
アニメでは、第4篇冒頭の回想のとおり、倒れる、というような細かいところはあれども、
ほぼ原作そのままです。原作の持つ空気もそのまま、フルカラーで映像化されたような状態で、質が非常に高いです。
第1話冒頭のチセが署名するときのペンの擦れる音や、葉擦れ、風と、音響の厚み、こだわりは凄い
そして、「隣人」の描写もさることながら、風景、背景が見惚れるほど美しい
「星待つひと」後篇から、第1話の上映までの導入で使われていた森や街のカットや音楽だけでも、
ものすごく癒されるというか、本当にその世界にいるような、つまり没入感が凄かったのですが、
それが、ずっと画面で繰り広げられている感覚です
そして、食べ物が、「星待つひと」の朝食シーンに続いて、とてもリアルで、美味しそう
勿論内容も、第3話、というか第3篇、原作で泣いたのに、
ネヴィンが音声化されて、しかも、最期の夢の情景の美しさ、曲の美しさ、…もう涙が止まらなかったです
というか、このクオリティが地上波で、つまり無料で、毎週見られるというのは、大袈裟ではなく、にわかに信じ難い
楽しみです、本当に楽しみ
あとは、キャストさんと監督の話にもありましたが、あれはやはり映画館の環境で鑑賞するに相応しくて、
今後もこういった上映会があればいいなあと思います。
そして、オープニングのJUNNAさんの「Here」が、いい曲だ…! チセの心情に近しい歌詞かもしれない
そういう、映像、音響、曲、内容も無論、様々な要素を含んで、これは素敵なアニメ作品だなと思いました
書き始めると長くなってしまった、ここら辺で。